学校長挨拶

 デュッセルドルフ日本人学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。

 デュッセルドルフ市は、ドイツ西部に位置するノルトライン・ヴェストファーレン州の州都です。ライン川の両岸をまたぐように位置しており、この地域一帯の経済の中心地であり、日本企業のみならず世界中の企業が拠点を置く国際商業都市です。

 本校は、1971年4月21日、デュッセルドルフ市オーバーカッセル地区協会付属建物カニージハウスを仮校舎として、欧州で2番目にできた日本人学校です。1973年3月9日、現在の地に校舎を建設し移転してきました。児童生徒数増加に伴い、中学部がランカー通りにあるドイツ人学校を借用し授業をしていた時期もあります。そして、1993年5月25日に、新校舎が完成し、旧校舎と合わせて25教室、1,000名の児童生徒が学べる体制が整いました。

 本校は、日本国内の小学校、中学校における教育と同じ教育を行うことを目的とする学校で、2024年には54年目を迎えます。また、週末には日本語補習校が授業を行っております。

 本校の教育目標は「豊かな心をもち、国際感覚を身につけ、学び続ける子どもの育成」です。その実現のため、小中併設のよさを生かした学び合いや、国際理解教育・国際交流活動、ドイツ語教育、英語教育、ICT教育などの充実に努めています。子どもたちが、歴史と由緒ある私たちの学校に誇りと自信をもち、笑顔いっぱいに生き生きと学ぶことができるよう、教職員一同力を合わせて教育活動に励んでおります。

 本校は多くの方々のご支援・ご協力の下、学校運営を行っております。今後も理事会、保護者の皆様と連携・協力を図りながら、教育活動の一層の充実を図ると共に、在デュッセルドルフ日本国総領事館、日本クラブ、現地の諸学校、関係諸機関の皆様には、引き続き、変わらぬご指導、ご支援をいただきますようお願い申し上げます。

校長  阿部 誠